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九鬼駅

2年半以上ぶりにこの駅前に立った。2019年9月にこの駅まで到達し、その後、新型コロナウイルス禍に襲われ、次に進めなくなることを余儀なくされていた。その間、この無人駅は全く何も変わったところはなく、私の来るのを待ってくれていた様だ。列車を待つ人もいず、また列車の到着もなく静かだ。駅正面からは、やや遠くに湾が見え、駅裏には木がうっそうと生えている小高い山々があるのみ。「さあ、行くぞ!」まだ日が沈むのには時間が少しあるので、今日はもうひと駅先に進むこととする。