前のページへ                今までの全行程               紀伊半島西南沿岸部                次のページへ

アドベンチャーワールド

まだ梅雨明けしない朝、どんよりと曇ってはいるが暑く、汗が滲み出て来る。地図の上では、歩いている道路の両側は広い敷地のテーマパークのはずであり、先には大きな観光ホテルがそびえている。その道路の両側は、高い金網が張り巡らされており、南国を思わせる植物がうっそうと茂っており、中は何も見えない。時々ライオンの様な猛獣の鳴き声が聞こえる。きっとサファリパークのエリアなのだろう。看板に案内されて歩いて行き、かなり広い駐車場の端にあるゲートに到着した。まだ9時10分なので、開園前らしく、ゲート前に入場者が何列にもなって並んでいる。やはり子供連れが多く、皆んな楽しそうであり、「君達、今日は思いっきり楽しめよ!」と心の中で声を掛けた。私は、どこでもそうする様に、平然と写真に映り、また次の目的地に向かい歩き出した。