相賀口(おおがぐち)バス停
山岳が海辺まで迫る地形が続き、複雑な海岸形状を形成している。このリアス式海岸は美しく、歩を進めるに従い大小たくさんの湾や入江が巡って来る。そこそこには、わずかな平地部があり、集落があり、小さな漁船が停泊している漁港がある。夕方になり太陽が沈みかけ、宿泊先にバスに乗って帰らなければならない。小さな入江の小さな集落の小さな漁船が数隻停泊している漁港のすぐ横にあるバス停で、バスを待つことにした。バス停の壁には、役場から等のたくさんの掲示物が貼られており、生活の匂いがするが、会う人は誰もいない。写真に写った時はまだ明るかったが、バスに乗った時は真っ暗になっていた。このバス停から通学している高校生もいるだろうと思うと、このバス停の大切さが思われる。