河村瑞賢像
海が見えたり、海岸から遠ざかったりしながら歩いていると、ブロンズ像のある小さな公園があった。河村瑞賢という江戸時代初期の偉人の像であり、ここの生まれであるという。貧しい農家に生まれた様だが、幕府の土木工事に従事し、その才能を発揮することで富を蓄え、多くを起業し成功した。材木業、海運業、治水業などで、海運業では地方と江戸を結ぶにいくつかの航路を開拓し、治水業では数学の才能を駆使し多くのを貢献した。この像は、土木工事現場で巻物を差し出して、何か指示をしているところであろうか。何とも立派であり、さぞかしこの地域(南伊勢町)の誇りであろう。