昨日とは異なり、本日は朝から雨だった。それでも歩く速さは緩めず、夕方には長かった三重県から次の和歌山県に入った。熊野川が県境で、橋の中央にその標識がある。橋の車道では「ピシャピシャ」と水音を立てて車の通りが激しい。しかし分離された歩道では歩行者は誰もいず、三脚を立ててその標識と一緒に写真撮影をすることができた。自分に言った。「さあ、行くぞ。和歌山県に侵入だ！」
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